まずます必要とされているケアマネージャー。
そんなケアマネに未経験で転職するためには居宅ケアマネと施設ケアマネどちらがいいのでしょうか?

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ケアマネと言っても居宅ケアマネと施設ケアマネではお仕事の内容に違いがあります
未経験でケアマネージャーに転職する際、それぞれの特徴を把握したうえで求人を探す必要があります。

このコラムでは

  • 未経験でケアマネに転職した方の体験談
  • 居宅ケアマネと施設ケアマネの特徴
  • 未経験の方におすすめなのは居宅・施設勤務のどちらか?

をまとめています。

ケアマネ未経験で転職した方の声

登場人物B

特別養護老人ホームで介護職として5年間働いたのち、ケアマネ試験に合格しました。

もともと、合格したらケアマネジャーとしてすぐにでも働きたいと思いっていたので、実務研修中から転職活動を開始しました。

ケアマネの場合、ほとんどが誰かが辞める代わりとして求人が出ますので、ほぼほぼ即戦力が求められています。

実際未経験と伝えると、断られるケースがほとんどでした。

そんな中たまたま未経験者でもOKな求人を発見してすぐに応募しました。

利用者数が増えてきたこともあって業務拡大のために募集したとの事で、幸運にも未経験者を一から指導したいという事業所でした。

ご縁があったのか10か所以上トライしてやっとこの事業所に採用されました。

誰でも最初はケアマネ未経験だと思います。

門戸は広くはないですが、採用されるかは運も影響しますのであきらめずに挑戦することが大切だと思います。

登場人物A

私は6年前からケアマネジャーとして働いています。

それまで、ケアマネジャーの資格は取得していたのですが、さまざまな諸事情でケアマネとして働こうと決意しました。

その後、とある事業所に居宅ケアマネとして採用されました。

これまでの業務と違って、今まで経験したことのない新しい業務ばかりで毎日が新鮮でした。

何よりも、利用者のケアを自分が責任をもってマネジメントしていき、利用者が元気になっていく様子をみて大きな充実化を得られる仕事だと感じました。

特に、利用者とその家族とのかかわりのなかで利用者やその家族が考えている生の声を聞くことができ、それをケアプランに反映させて利用者と家族の喜ぶ様子を見ることができて大きなモチベーションになります

登場人物B

福祉関係の仕事を続けていて、受験資格があったので取れるうちにと思ってケアマネの試験を受けました。

ただ、直接介護の現場ではなかったので、介護支援専門員初任者研修は受けたものの、その後ケアマネとして仕事ができるのか不安がありました。

しかし、ともかくケアマネとしての実務経験も必要だろうと思い、ある程度育ててもらえそうな大きな施設系を狙って応募を何件かしました。

結果、何件は面接までたどり着くことができ、ケアマネ以外の業務もしながら、少しずつ仕事をしながら経験を積ませてもらう仕事が見つかりました。

介護の人材は不足していることもあり、未経験でも資格があればチャンスはあると思います。

ケアマネ転職を成功させるために知っておきたいこと!

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最低限知っておきたい!?居宅ケアマネと施設ケアマネの違い!

施設ケアマネ

施設ケアマネは特養や介護付有料老人ホームなどの施設に勤務するケアマネージャーのこと。

勤務している施設の利用者さんを対象にケアマネジメントを行います。

施設の利用者さんを対象となっている点が居宅ケアマネとの大きな違いです。

利用者さんの

  • 介護保険の更新などの申請代行
  • 委託の認定調査の実施

などの業務も行います。

居宅ケアマネってどんなもの?

居宅ケアマネは居宅介護支援事業所に勤務するケアマネージャー。

居宅ケアマネは居宅介護支援事業所に登録されている利用者さんに対してケアマネジメントを行います

施設ケアマネと違い、さまざまなサービスを使ったサービスを計画するため

  • ショートステイ
  • デイサービス
  • 福祉用具取扱業者

などいろいろな事業者の方とやり取りをします。

また、施設ケアマネと違い居宅ケアマネは利用者さんの様子はモニタリングなどの訪問でしか分からないため、訪問時に的確に利用者さんの状態を把握することが必要となります。

居宅ケアマネと施設ケアマネのメリット・デメリット

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施設ケアマネのメリット

ケアプラン作成が比較的楽

特養や有料などの施設の利用者さんはある程度固定されていて、日々利用者さんと接することができるため状態を把握しやすいと言えます。

そのため、その方にあったケアプランの作成が居宅ケアマネと比較して作りやすいと言えます。

施設ケアマネのデメリット

現場との兼務が多い

施設ケアマネは、介護現場の仕事と兼務の場合が多く、現場半分ケアマネ半分という感じでお仕事をされている方も・・・。

現場仕事がお好きな方は問題ありませんが純粋にケアマネージャーのお仕事をしたい方にはデメリットになってしまうでしょう。

居宅ケアマネのメリット

ケアマネージャーの仕事に集中できる

居宅ケアマネは、施設勤務と違い現場の仕事を兼務することはありません

そのため、純粋にケアマネージメントのお仕事に集中できます。

また、さまざま利用者さんのマネージメントができるためケアマネとしての経験を積むことができます。

居宅ケアマネのデメリット

居宅ケアマネは利用者の家族だけでなく、さまざまな介護事業者(ショートステイ、デイサービス、福祉用具業者など)と綿密に連携する必要があります。

そのため、より高いコミニケーション能力を必要とされます。

人と相対する接客業や営業などのお仕事を経験された方であれば問題ありませんが、人とのコミニケーションが苦手な方はハードルが高いと言えるでしょう。

お仕事はどんなことをするの?ケアマネさんの実際の声

登場人物B

現在、特別養護老人ホームで施設ケアマネとして働いています。

一般的な施設ケアマネの仕事の内容は

  • 入居者のケアマネジメント
  • その他介護保険関連業務

その他の業務に分けることができます。

ケアマネジメントは

  • 入居者のアセスメント
  • ケアプランの作成
  • サービス担当者会議の開催
  • サービス提供内容の評価と定期的なモニタリング
  • 必要に応じてケアプランの修正

などを実務として行います。

その他の介護保険関連業務としては、例えば

  • 介護保険の更新などの申請代行
  • 委託の認定調査の実施

などがあります。

そしてその他の業務についてですがこれは施設の規模で異なると思いますが、私が働いている施設はそれほど大きな施設ではないので、生活相談員や介護主任が本来行うべき業務を兼任しています。

急な欠員が出たときは介護業務も行っています。

その点で言えば業務内容や求められるものは多岐にわたりますので、いろいろ勉強になります。

登場人物A

介護付有料老人ホームでのケアマネジャーの主な業務は入居者のケアプランの作成です。

比重が高い仕事が、ケアプランの作成となります。

例えば入居者が80名もいる介護付有料老人ホームで勤務をしていると、毎月20名から30名分のケアプランの作成を行う必要があります。

ひとりひとりの入居者と面談をしたり、入居者を担当しているホームヘルパーと相談をしながら、ケアプランを作成します。

的確なケアプランを作成するためにも、普段からホームヘルパーたちとはコミュニケーションを綿密にし、ひとりひとりの入居者の体調や介護サービスの提供状態をヒアリングし、常に最新の状況を把握しています。

また、新たに介護付有料老人ホームに入居してくるお年寄りの「要介護認定の申請の代行業務」を行うこともあります。これは月に1件から2件程度の業務となります。

登場人物B

まずご利用者様に会ってお身体や生活のご様子を把握し、

  • 日常生活を送る上で何が出来ないのか
  • 困っている事は何か

本人やご家族様のご要望を踏まえながら、何を支援すれば本人が目標とする生活が送れるようになるかを検討します。

それをプランに落とし込み、各事業者と本人とで話合い、サービスを繋げて満足が行くような生活が送れるようにする事がケアマネージャーの仕事です。

その中には

  • 市区町村や地域包括センターとの話し合い
  • 各種必要書類の提出
  • 認定調査の受託

生活が困っている人には

  • 生活保護の申請
  • 障害者には福祉事務所とのサービスの話合い

その他、必要なデイサービス、訪問介護、訪問看護、医療機関や福祉用具との調整もあります

住宅改修のお手伝い(書類)もありますし、民間の慈善事業の支援を受けることもあります。

サービスが開始されてからは、そのサービスがきちんと提供されているか確認したり、ご本人が満足のいく生活が出来ているかのモニタリングも必要です。

また国保連にお金の請求などの事務作業もあります。

私の場合は利用者に会って把握やデイサービス見学の付き添い、病院で病状の聞き取りに全体の2割、各種事業者との話し合いや調整、担当者会議等に3割、計画書作成その他事務作業が5割と事務作業も多いです。

登場人物A

居宅介護支援事業所のケアマネジャーの仕事は、

  • 要介護認定の申請
  • 介護保険に関係する手続きの代行
  • 居宅サービス計画(ケアプラン)の作成
  • デイサービスや訪問介護、訪問看護、福祉用具、住宅改修などの介護サービス提供事業者との連絡調整
  • 在宅介護に関する相談窓口

です。

主な仕事となるのは「居宅サービス計画(ケアプラン)の作成」です。

ケアマネジャーは、自分が作成したケアプランを基に担当利用者の介護保険サービス利用予定表を1か月単位で作成します。

サービス提供後には、実施内容を確認し給付管理を行います。

給付管理は、利用者の利用量を決定するために大切な仕事であり、利用者の家計の管理にも直結する大切な仕事でもあります。

利用者がどのようにサービスを組み合わせて生活を組み立てていくかをアドバイスすることも、ケアマネの腕の見せ所です。

やりがいのある仕事ですが、それに伴う苦労と普段からの勉強も大切になります。

未経験でケアマネに転職するには居宅・施設どちらがいいの?

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居宅ケアマネ、施設ケアマネの特徴を考えると未経験の方には「施設ケアマネ」のほうが良いと言えます。

というのも居宅ケアマネはさまざまなケースのケアプランを作成する必要があり、さらに利用者家族や他業者との連携が必要になります。

  • コミニケーション能力
  • 機転を利かせる俊敏さ

を必要とされます。

その反対に施設ケアマネは利用者さんがある程度、固定されている分ケアプランも居宅よりも作りやすいと言えます。

また、他業種との連携の必要もほぼないため居宅よりも高いコミニケーション能力も求められないでしょう。

そのため、未経験の方であればまずは施設ケアマネとして経験を積み、その上で居宅ケアマネに転職するのが良い方法です。

未経験でのケアマネ転職は厳しい!?転職活動を失敗させないために!

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どの業界でも同じく「未経験」での転職は難しいもの。

でも、効率的な方法で転職活動を行えば未経験の方でも転職することができます

未経験の方に有利!?ハローワークと転職サイトの併用について!

転職と言えばハローワークでの職探しが一般的ですが最近は転職サイトを利用して求人を探している方が多くいます

ちなみに転職サイトを利用している方の多くは複数のサイトに登録して効率的に求人を探しているようです。

転職サイトを使うメリットって?

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転職サイトには次ようなメリットがあります。

ハローワークに載っていない求人がある

転職サイトでは未公開求人といってサイトに登録しないと見ることができない求人があります

その中では未経験の方向けの求人もあります。

エージェントが求人先との間に入ってくれる

転職のプロであるエージェントが求人先との間に入って連絡調整をしてくれます

エージェントが間に入ってくれることであなたが直接求人先とやり取りをすることがほとんどありません

お給料のことや要望など、直接聞きづらいことも直接やり取りする必要がありません。

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未経験での転職は難しいと言われているものの、効率的な転職方法で自分あった転職先を見つけることができます。

「未経験だから・・・」とあきらめず「必ずケアマネージャーの仕事をする!」という気持ちを持ってさまざまな転職サービスを利用するのも一つの方法かもしれません。